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ピアノ

オーケストラを知ろう

ピアノ

ピアノは楽器の分類としては鍵盤楽器とされますが、鍵を押すと連動するハンマーが弦を叩いて音を出すことで音を出す内部の構造から弦楽器と打楽器の特徴をもった弦打楽器ともされています。ピアノは音域が広く、汎用性の高い楽器であることから、演奏目的以外にも音楽教育や作品研究、作曲にも用いられます。音楽家だけでなく保育士や小学校の教員でも演奏の技術が求められ、教育の現場における必須な技能と言えます。ピアノコンクールは日本でもいくつもの種類が開催されており、組合や企業ごとにも様々な規模のものがあります。入賞者のリサイタルが開催される企画もあり、日本ではチャンスの少ない若い演奏者にとって貴重な機会をつかめる可能性もあります。オーケストラの演奏で見られると認識されることが多いですが、実はオーケストラにピアノが入ることはまずなく、理由としてピアノの音色の表現力の乏しさが挙げられます。ピアノは音量が他の楽器と比べて大きく合わせることが難しい他、音の延びや強弱、ピッチの変化などができないことから、名曲と呼ばれるものの中にはピアノがメインの曲やピアノソロパートがあるなどの曲が多いです。ベートーヴェンやモーツァルトの曲にもピアノが組み込まれたものは見られ、音楽分野の知識に乏しい人ならば明言されなければその違いに気がつくことはまれでしょう。音域の広さやダイナミクスから楽器の王様とも呼ばれるピアノは、特に音域において単体でオーケストラに勝ってしまい、オーケストラとの共演は、それらの相性を前提に編成を考えることになります。

2015/09/10 02:14:15