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ニコラウス・アーノンクール

オーケストラを知ろう

ニコラウス・アーノンクール

ニコラウス・アーノンクールはオーストリアの指揮者で、若いころにチェロ奏者として様々な衝撃的な演奏によって時に賛否両論の評価を得、長い年月を経てクラシック音楽界の中心に位置する人物となりました。今では80代の高齢ですが、現役で活躍しています。1953年に古楽器オーケストラ「ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」を立ち上げ、1960年代にこのオケと、同じく指揮者であり鍵盤楽器奏者であるグスタフ・レオンハルトとともに作り上げたバッハのカンタータ全集によって1982年に文化、社会への貢献を評価するエラスムス賞を受賞しました。2005年には、古楽演奏の成果や近代・現代音楽の斬新な演奏によって、科学や技術、文化において著しい貢献をしたとされる人物に贈られる国際賞である京都賞の思想・芸術部門を受賞しています。古楽に積極的な人物ですが、1980年代からはモダン・オーケストラも指揮するようになり、ヨーロッパの有名なオーケストラへの客演も多いです。1970年代からはチューリッヒ歌劇場をホームグラウンドとしてオペラにも取り組むようになり、ジャン=ピエール・ポネルが演出したモンテヴェルディとモーツァルトの一連のシリーズで世界の注目の的になりました。日本での演奏もしており、2006年と2010年にそれぞれ最後の来日と称して計3回の来日をしています。飛行機嫌いで知られており、生の舞台に接することを諦めていたファンにとって、感激する出来事だったそうです。

2015/09/10 02:18:58