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クラウディオ・アバド

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クラウディオ・アバド

クラウディオ・アバドはイタリアの指揮者で、力強く繊細な曲線を描き、色彩豊かな音楽を表現するのが特徴です。晩年は大きな音を出すのを嫌ってウィーン・フィルなどには敬遠されたとの話もあります。ヴェルディ音楽院を経て、1956年からウィーン音楽院でスワロフスキーに指揮を学びました。1959年には指揮者としてデビューし、カラヤンに注目されてザルツブルク音楽祭にデビューしました。その後もキャリアを積み上げ、1968年にミラノ・スカラ座の指揮者となり、1972年には音楽監督、1977年には芸術監督に就任しました。そこからスカラ・フィルハーモニー管弦楽団を設立したことは有名です。1986年に辞任しウィーンへ転出、ウィーン国立歌劇場音楽監督に就任しました。1990年には指揮者として師事したカラヤンの後任として選出されベルリン・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督に就任し、名実共に現代最高の指揮者としての地位を確立しました。2000年には胃がんで倒れたものの、手術後に健康状態は持ち直し、活動を再開。2002年までベルリン・フィルに在任しました。退任してからも音楽活動は続け、自身が組織した若手中心のオーケストラのほか、ベルリン・フィルにも客演を行いました。2006年にルツェルン祝祭管弦楽団と来日し、サントリーホールでオーケストラ演奏を行いました。若いころの激しい音楽も人気がありますが、胃がんを患ってからの演奏も深みがあるとされます。2014年1月に80歳でなくなりました。

2015/09/10 02:23:11